これは私のドラッグレース目覚まし時計。それは時計の表示は、時計(中央)で、温度計(左側) 、湿度計(右側)にしている。
【湿度計基礎講座】
湿度計(しつどけい)は湿度を測定するための器具なんじゃ。温室・工場・サウナ・葉巻箱・博物館・美術館で利用されるほか、気象業務においても重要なもんじゃ。
湿度計の測定原理は、相対湿度を感部の物性・形状の変化として直接に検出するもんと、雰囲気の温度と水蒸気圧とを測定することによって間接的に算出する(気圧による補正が必要)もんとに大別される。
一般的にゃぁ後者のほうが精度の高い観測が可能じゃとされ、殊に乾湿式湿度計は、他の湿度計を校正する基準器としての性格を持つ。
日本じゃぁ、気象業務法及びその下位法令により、公共的な気象観測にゃぁ、検定に合格した乾湿式湿度計、毛髪製湿度計、露点式湿度計又は電気式湿度計を用いることとされとる。
【伸縮式湿度計について】
伸縮式湿度計は、ぴんと張ったヒトや動物の毛・ナイロン糸の湿度変化による伸縮を利用したもんじゃ。構造が簡単で相対湿度を直読でき連続測定も可能なんじゃ。
ほぃじゃが、指示遅れや誤差(5〜20℃で5%程度)が大きゅぅなることを避けらりゃぁせんのが短所なんじゃ。
伸縮式湿度計にゃぁ、指針と目盛板によって湿度を直接表示するもんのほか、指針の代わりに記録ペンを駆動し、ゼンマイ等の動力で回転するドラムに巻かれた記録紙に湿度の時系列を自動的に記録する自記湿度計があるんじゃ。近年は、自動観測用に電子的に伸縮を検出するもんも作られとる。
公共的な気象観測に用いられる毛髪製湿度計は、感部に脱脂等の処理をした毛髪を用いた伸縮式湿度計なんじゃ。応答性(細さ)と耐久性(弾力)に優れることから、白人女性の金髪、特にフランスや北欧の若い女性のもんが最適じゃとされとり、このこたぁ、気象庁の元測器課長でもある新田次郎の『毛髪湿度計』っちゅう作品のモチーフにもなっとる。
気象観測用として毛髪製湿度計に許容される器差は、湿度5%なんじゃ。
【電気式湿度計とは?】
最も一般的な電子センサーは、公共的な気象観測に用いられる容量性及び抵抗性のもんじゃ。これらぁともに感湿体として多孔質のセラミックス又は吸湿性の高分子膜を用いるもんじゃ。
容量性センサーは、感湿体を挟む2つん板状電極の間に交流電圧を印加することによって、感湿体の水分吸収に伴う誘電率の変化がもたらす電極間の静電容量の変化から湿度を測定する。
抵抗性センサーは、感湿体の水分吸収に伴う導電性の変化を利用する。これらによって得られた計測値は普通の計量器(容量計・抵抗計)やデータ収集ボード (data acquisition board) によって可視化される。
測定原理の性質上、温度変化による誤差を避けられず、気象観測用としちゃぁ、これを温度変化1℃につき湿度0.2%以内に抑えんにゃぁいけんため、実際の製品じゃぁ温度センサーを用いた補正機構を持つことが多い。
ほいでからに、感湿体にフィルターを装着しとるたぁゆぅても、表面の汚損やらによる経時変化が避けらりゃぁせんため、定期的な整備と校正とが必要なんじゃ。
気象観測用として許容される器差は、湿度±5%(ラジオゾンデ用の場合、湿度10%)なんじゃ。